自分の情報をどこまで出すか
2005年10月21日16:24
ブログをはじめよう、はじめたい、と思われる方に注意していただきたいことを書いておきたいと思います。今さらですが。

何についてかと申しますと、「自分の情報」や「個人情報」に関してのことです。

サイト運営をやっていると、「自分の情報」「個人情報」というものをどれくらい出すか?という問題があると思います。

また、出そうと思っていなくても思いがけず情報が出てしまう、ということもあり得ます。

ちょうど一年位前に、私はネットの世界に飛び込んでサイト運営を始めたわけですが、始めた当初には知らなかったことばかりでした。知らず知らずのうちに情報が出回ってしまうということに、とんでもなく無知でした。


そういう1年前の私のような初心者の方が、サイト運営をやりたいと思われてる時に、できれば注意して欲しいなあ、ということを書いてみたいと思います。
昔の自分に語りかけるようなものですので、初歩的なことになるかと思います。



1.IPアドレス

インターネットにアクセスする際、各端末にはIPアドレスという番号があって、基本的には端末に固有なものになっています。このため、どの端末からインターネットにアクセスしているか、というものが識別される可能性があります。

ですが、普通の人は、IPアドレスだけでは、どの端末からアクセスされているということはわかりません。IPアドレスはただの番号ですから。ならば、どういう場合に識別される可能性があるのか。

事件や訴訟の際、警察から要請があった場合など、警察からプロバイダに問い合わがあってプロバイダから情報が開示された場合は、端末が特定される可能性があるということになります。


ですから、普通は、IPアドレスを知られても、端末までが特定されることはありません。



しかし、特定されないからと言って、安心できるものではありません。
IPアドレスから、わかる情報もあるのです。

アクセス解析をつけているサイトであれば、ビジターの方のIPアドレスはサイトの管理者にはわかります。IPアドレスから、どのプロバイダを経由してアクセスしてるかということは、基本的にはわかります。

プロバイダの種類によっては、アクセスした都道府県もわかる場合もあります。


それだけの情報はサイトを訪問すると認識されている、ということを知っておく必要があるかと思います。


また、ブログでコメントをすると、どのIPアドレスの方がコメントしたのか、ということはわかります。

それから、掲示板などでも、書き込みした人のIPアドレスは管理者にはわかっていると思います。


端末の特定はできなくても、同じ端末からのコメントだということや、プロバイダはどこか、などということははわかるわけです。



例えば、以前コメントしたサイトなどで、他の方になりすましてコメントをしたりしようとしても、同じ端末からアクセスしていれば、それは管理者にはもろバレということになるわけです。


もちろん、それ以外のことはわかりませんし、同じ端末からアクセスしてもIPアドレスを変える方法もあるらしいですし、ネットカフェなどからアクセスされればIPアドレスは変わるわけですから、IPアドレスだけでなんでも判断はできない、ということも同時に知っておかなければなりません。


【IPアドレスでやっちゃってしまう例を考えてみました。】

サイト運営を開始し、コメントで、ある大手サイトに相互リンクを申し込む。
サイトがしょぼかったので、相互リンクを断られる。
怒りに燃えて、ばれないと思って他人に成りすまし、コメントで罵詈雑言。
しっかり管理者には、「あの相互リンク断った人ね。」とばれてます。



2.メール

サイトを運営していく上で、メールは不可欠です。
ブログなどを申し込む時から要りますので、当たり前ですよね。

ブログを作ろう!とうきうきして早速作り出す時、あわてて自分が普段使っているメールアドレスを使わないようにしましょう。

できればブログやASPなどに申請するメールアドレス、それからサイトでの連絡用に使ったりするメールアドレス、いずれもフリーのものを新たに作った方が無難です。


自分が普段使っているメールアドレスを、何でもかんでも使っていると、思わぬところから情報が流れる場合があります。


また、メールを発信する際にもどのIPアドレスから送信されたものか、ということもわかりますので念のため。



サイトの連絡用にメールアドレスを公開していれば、どこかでそのメールを使用した場合、あのサイトの運営者じゃない?いうことがわかるということにもご注意を。



【メールでやっちゃってしまう例を考えてみました。】

ブログを作成。
自分が普段使っているメールアドレスを、サイトの連絡先として公開。
匿名だと思って、今年就職した会社の悪口などを気さくに綴る。超人気サイトに。
ブログの読者が、ある日メールアドレスをグーグル検索。
大学時代、大学の掲示板に公開していたメールアドレスと一致。
そこに、自分が書いていたのは「株式会社○○に就職します!」という喜びの声。



3.いろんなサイトへの登録

いろんなサイトがあります。

アフィリエイトでも、「登録料2000円で登録するだけで○○○○円!」というサイトもあったりいたします。
(そういうサイトはアフィリエイトではないとも思うのですが。)

初心者の頃はそういうものを見て、「うわ、これすげえ、3人勧誘すればもととれるじゃん、しかも、もう1000万円稼いだ会員もいるなんて!」と、ふらふら吸い寄せられそうになったこともありますが、こういうのは、ものすごく注意が必要です。


こういう感じで、うまい話で誘っておいて、消えて行ってしまうサイトがあるのです。


こういうシステムが違法かそうでないかという話は今回は語りませんが、もしそういうサイトが消えてしまった場合、個人情報はおいしく持ち去られて行ってしまうわけです。

「あちゃ〜、とんずらされてしまった。でも大して高額じゃないからいいか・・・」

というわけには行きません。
とんずらするような悪質な業者に、サイト名、URL、本名、住所、生年月日、電話番号などなど、貴重な情報を持っていかれてしまうのです。


全然売り上げが無かった場合は、あ〜儲からんかった、個人情報も持っていかれちゃったで泣き寝入りということになりますが、痛いのは自分を通じた登録者がわんさかいた場合です。


とんずらされたその業者に、せっせと個人情報を貢いだことになってしまいます。
私だったら、かなり凹むでしょう。

初心者の頃は、「そんな悪質なのに当たるケースなんてないだろう」、と気楽に考えてましたが、この1年で、数例見かけました。決してマイナーなことではないと思います。


ぶっちゃけた話、初心者の方には、メジャーなASP以外は入らなくて良い、と言いたいくらいです。

小さい稼ぎを分散して数十ヶ所からもらえれば、それなりの稼ぎになりますが、メジャーなASPだけでもやり方しだいで稼げます。


まあ、稼いでいない私が言っても説得力はゼロですが、

どこかのサイトに登録する→個人情報流出の危険性はまたひとつ増える、ということも念頭に入れて置いてください。



4.その他

サイトにのせる自分の情報というのにも、注意が必要です。
メールアドレスは前述のとおりですが、他にも自分を特定できる情報、写真などには注意を払ったほうが良いかもしれません。

写真の隅に写った看板で、住んでいる地域が特定されたりする可能性もゼロではないでしょう。


また、今現在サイトを運営して、いろいろな情報を公開しても良いと思っていても、あとでサイト運営を止めた時に、ずっとネットにその情報が残る場合もあるかもしれません。


自分の情報を公開することで、読者の方と共感を得る場合ももちろんあると思います。

ですが、公開して自分は困ることは無い、という情報と思っていても、自分は良くても周りの人が実は公開されると迷惑だった、ということもあるかもしれません。




【サイトに載せた情報でやっちゃってしまう例を考えてみました。】

サイトで近所のうまいものを紹介。
行きつけの店で新メニューを発見。
だが、あまりのまずさに料理を酷評。店名などは伏せて、料理の写真を公開。
マスターがそのサイトにたまたま訪れる。
料理の写真の目立たないところ、テーブルクロスに店名が。



以上、すでにサイトを運営している方にとっては釈迦に説法、ということだと思いますが、初心者の方で今からサイトをはじめようと思われる方は、参考にしていただければ幸いです。


漏らそうとしようとしなくても、情報はどこかから漏れてしまう場合もあります。

ですから、私としては、サイトなどで個人情報をあえてさらす必要はないのかな、と思います。


情報は公開しようと思えば、いつでも公開できます。

ですが、一度公開した情報を消し去ることはなかなかできなかったり、大変な労力を伴ったりするのです。


それから、ネットで知り合った方に、個人的に個人情報を教えたり、教えられたりするのも、必要ないのではないかと私は思っています。


私のネットでの付き合いが、個人情報を抜きにした「うわべだけのもの」、という見方をされるかもしれません。


ですが、ハンドルネームでコメントやご意見を頂いて、感動したり共感できたりすることもすばらしいことだと思います。

サイトを見て人となりを判断し、そのサイトやその人の意見が好きだから、ネットで付き合う。そこに個人情報をあえて持ち出すことに、私は必要性を感じないです。


私、自分の情報をむやみに配布するのは好きではありませんが、他の方から情報をお預かりするのも嫌です。


相当天然な私は、そういう大事な情報を、うっかりメールでアドレス帳の全員に送信したりするかもしれません。
ウイルスやパソコンの盗難などで、不可抗力で情報を漏洩したりする可能性もあるでしょう。


自分は相手を信頼して情報を教えるつもりでも、相手にとってはそれがきつい場合もあると思います。


普段の生活での付き合い、ハンドルネームでしか知らない付き合い、コミュニケーションにはいろいろあっても良いと思うのです。


以上、駄文で長文すみませんでした。



サイト運営を始めた頃の自分に、できれば一番最初に教えたいことだったので、つい長くなっちゃいました。




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1. TB:ブログを書く上での注意点  [ オールいまいち☆しょうてん ]   2005年10月22日 01:41

私がアフィリエイトも出来るようにとこのブログを始めたのは7月ですが、年初からいくつかのブログを持っています。 その中には、デリケートな問題を扱ったブログもあり、個人が特定されては困るな…というブログがあります。 ですから、初心者ながらに気がつく範囲で