日本語ドメイン、日本語URLによるSEO
2007年06月19日23:01
サイトやサイトのページのアドレスに、日本語が含まれた場合、それは果たしてSEOになるのか。
今回はそれを検証したいと思います。



<日本語ドメイン>

日本語ドメインというのは、例えば、
http://儲かんないってば.jp/ というアドレスの「儲かんないってば.jp」の部分です。
http://アフィリエイトやりたい.jp/ ならば、「アフィリエイトをやりたい.jp」の部分となります。

この日本語ドメイン、最近良く見かけるようになりました。
それもそのはず、日本語ドメインは2007年6月1日現在13万件を突破しています。
ドメイン名の登録情報

日本語ドメインは、確かにわかりやすくて、イメージが伝わりやすいですね。


これがなぜ今までそんなに広まっていなかったと言うと、ブラウザが未対応だったのです。

日本語ドメイン 対応環境

IE(インターネットエクスプローラー)バージョン6は、対応していませんでした。
対応するにはプラグインのインストールが必要です。

じゃあ、IE6で実際に日本語ドメインを使うとどうなるのか、「日本語.jp」というドメインを例に挙げさせていただいて説明いたします。
IE6のアドレスバーに、「http://日本語.jp/」と入力すると、実際のサイトへ飛ぶのではなく、「日本語JPナビ」というページに行っちゃいます。
「ご利用のブラウザでは日本語JPドメイン名のサイトにアクセスできませんでした」と表示され、日本語ドメイン対応ブラウザの紹介があって、「http://日本語.jp」へのリンクが置いてあります。
このリンクを踏んで、ようやくサイトへ到達。
サイトのアドレスは「http://xn--wgv71a119e.jp/」になっています。

これでは、なんかぱっとしません。
せっかく取得した日本語ドメイン、「http://日本語.jp」と入力しても、「日本語JPナビ」というページを経由しないとサイトへ行けないの?と思いますし、大体、この「http://xn--wgv71a119e.jp/」は何なんだと思いますよね。

この「http://xn--wgv71a119e.jp/」、Punycodeというもので、日本語ドメインを従来のURLと互換性のあるものに変換した形なんです。
悪いやつではないんです。
日本語ドメインと従来のドメインの架け橋なのです。

日本語ドメインのPunycode変換、Punycodeの日本語ドメイン変換は、下記のページでできます。
日本語JPドメインのPunycode変換・逆変換 

IE6の時代は、ブラウザが対応していなかったため、日本語ドメインには厳しい時代だったのです。
検索エンジンも検索結果のアドレスをPunycodeで表示するものがあり、日本語ドメインに特に魅力を感じませんでした。
昔の記事→日本語ドメイン見送り(笑)  
この記事のころ言っていた「文字化け?」がPunycodeだったようです。


<日本語URL>

日本語URLというのはドメインに限らず、URLのどこかに日本語が含まれているものです。

(ちょっと古いですが)、「電車男」をYahoo!で検索すると、3ページくらい目にamazonの本のページがヒットしています。
この検索された結果のアドレスを見ると、「www.amazon.co.jp/電車男-中野-独人/dp/4104715018」と表示されています。
さらにウィキペディアの説明ページもありまして、アドレスは「ja.wikipedia.org/wiki/電車男」と表示されています。

これを見ると、アドレス(URL)に日本語が入っていても、Yahoo!は、認識してくれるようです。

実際のサイトに行ってみますと、ウィキペディアでは、ページのアドレスは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E7%94%B7 となっており、
%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E7%94%B7の部分が、「電車男」を表しています。

amazonでは、
 http://www.amazon.co.jp/%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E7%94%B7-%E4%B8%AD%E9%87%8E-%E7%8B%AC%E4%BA%BA/dp/4104715018 
となっており、
%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E7%94%B7 の部分が「電車男」を表しており、ウィキペディアと同じです。

この文字列はなんなんだ?ということになりますが、日本語を従来のURLと互換性のあるものに変換する、「URLエンコード」というものらしく、下記のようなサイトで変換することができます。

Web便利ツール/URLエンコード・デコードフォーム - TAG index 
URL エンコード/デコードフォーム 

ウィキペディアもamazonも「%E9%9B%BB%E8%BB%8A%E7%94%B7」の部分の文字コードは、SHIFT-JISになっております。
amazonの「サイトの文字コード」はSHIFT-JISだったのですが、ウィキペディアの場合、「サイトの文字コード」はutf-8でしたので、「サイトの文字コード」とURLエンコードの文字コードは関係ないようです。

では、実際に日本語URLにアクセスできるのか、自分でもやってみました。
ライブドアブログ・PROにはftpアップロードという機能があるので、日本語のファイルやフォルダを作ってみました。

1.フォルダに日本語   トップ > てすと > test.gif
2.ファイル名に日本語  トップ > test > てすと.gif

「てすと」の部分はアドレスバーに入力したり、リンクを貼ったりする際は変換しないといけないので、文字コードSHIFT-JISでURLエンコード変換しました。

1.日本語でフォルダ名をつけたGIF画像のアドレス
http://afiliate.livedoor.biz/%82%c4%82%b7%82%c6/test.gif
2.日本語でファイル名をつけたGIF画像のアドレス
http://afiliate.livedoor.biz/test/%82%c4%82%b7%82%c6.gif

どちらもアクセスはできました。
日本語でフォルダ名やファイル名をつけることは可能、のようです。
一番の問題はこれらのアドレスを検索エンジンが認識してくれるか、ということなのですが。
これに関しては実際にサイトを作ってみないとわかりませんね。


<URLに日本語を含めることによるSEOの効果は?>

ようやく本題に入ります(^^;
日本語にURLを含めることができても、検索エンジンがそれを認識してくれなければ、わざわざ日本語を含める意味はありません。
検索結果に出てきた際、ドメインやら、ファイル名やら、フォルダ名やらが日本語で表示されていなければ、検索エンジンのSEO効果がプラスアルファされることはないと思います。

最近気づいたのですが、YAHOO!やGoogleの検索結果でamazonの商品が表示されると、URLに日本語が入ってるんですよね。
この記事の最初の方でちょっと触れたんですが、これって昔からでしたっけ?
最初気づいた時、ちょっと驚いた記憶があります。

いったいなんなんだ?と思っていたら、ちゃんとamazonには思惑があるようですね。

CNET Japan Blog - 渡辺隆広のサーチエンジン情報館:
日本語URLを導入するアマゾンの狙いはSEO? 

これは2007年02月05日のコラムですが、この頃にすでに話題にあがっていたようです。
(1)コンテンツの適合基準として、URLにキーワードを含めることは(影響は少ないかもしれないが)1つの要素である。
(2)URLに日本語が含まれることによって、クリックされる可能性が上がるかも。
という感じの指摘をこのコラムではされていました。

クリック率が上がれば、結果的に検索順位があがる可能性もあると思います。
Yahoo!、Googleが対応してるなら、これは試す価値はあるでしょう。

まあ、検索エンジンに対しては、タイトルにキーワードが入っている、程度の効果かもしれませんが、検索結果を見る人にとってみれば、URLに日本語が含まれているとなんとなく安心感があったりするようなしないような(笑)。
ですが、「amazonがやっている」ということは、何らかの効果を確信してのことだと思います。
その辺のリサーチは絶対しっかりやっているはず。・・・たぶん。


もちろん日本語ドメインも、検索結果で表示されるアドレスのドメインが日本語なら、SEO効果プラスアルファになると思われます。

「日本語.jp」というドメインを例にとって調べてみました。
「site:日本語.jp」で各検索サイトで検索すると、「日本語.jp」内のページが検索できます。
(参考:ドメイン制約検索についてのまとめ) 
これで、検索してみると、Google、Yahoo!では検索結果のアドレスが日本語になっています。
MSNでは検索されないので、「日本語.jp」で検索しなおしてみると、検索結果には出ましたが、アドレスがPunycodeで出てきました。
MSNは現状ではPunycodeを日本語には変換してくれないようです。

これに関しては、Su-Jineさんがおもしろい実験をされてます。
「お正月.com」というドメインを取得して検索エンジンでの検索結果を調べられています。

第20回 日本語ドメインについて - Google 編 
第21回 日本語ドメインについて - YST, msn (beta) 編 

興味深いのは、第21回(2005/02/15)の時点では、Yahoo!は日本語でアドレスを表示していないんですよね。
現在はすでに対応済み、になっているようです。


IE7、Firefoxなどの日本語ドメイン対応ブラウザの普及により、日本語ドメインを取り巻く状況は変わりつつあります。
Windows Vistaが普及すれば、日本語ドメイン対応ブラウザの増加も加速するでしょう。

通常、ブラウザのアドレス欄に、「afiliate.livedoor.biz」とだけ入力すると、ブラウザが勝手に「http://」を先頭につけ、最後に「/」をつけて
http://afiliate.livedoor.biz/ のページを表示してくれます。
日本語ドメインの場合、日本語ドメイン対応のブラウザで「儲かんないってば.jp」とだけアドレスバーに入力すればいいので、覚えやすいこと、この上ありません。
わかりやすいし、イメージが伝わりやすいのはもちろんです。
検索結果に表示されれば、今はやっぱり目立ちますし。

こうなってくると、日本語ドメインは俄然、魅力的なものとなってきます。
そろそろ、日本語ドメインを真剣に考える時期に来ているのかもしれません。

ムームードメインで日本語.jpドメインを取得しますと、1年間620円。
これだけ見るとすんごくお安い。
初心者な私は高度な設定など出てくるとお手上げですので、ムームードメインと同じ会社のロリポップ!
のレンタルサーバーを使用するとすると、新規の1年間契約で4725円。合計5345円。
微妙な金額ですが、以前より検討する価値は出てきているような気がします。

他でも日本語ドメインが取れるところはありますが、レンタルサーバーが対応していないとか、設定が難しいとかいうこともあります。
例えば、ムームードメインで日本語.jpドメインを取得して、さくらインターネットのレンタルサーバーで運用しようとすると、現時点ではさくらインターネットのレンタルサーバーが日本語ドメインに対応していないので、できません。
導入の際は、しっかり確認されてください。


日本語ドメイン、初心者には少々扱いづらいところがありそうなのと、
「儲かんないっては.jp」「儲かんないってぱ.jp」など非常にわかりにくい類似品が出回る可能性がありますね。
その辺がデメリットでしょうか。

日本語ドメインや、日本語URLのSEO効果がわかってくるのは、まだまだこれからでしょう。
今はまだ未知数ですが、期待しちゃいますね。










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この記事へのコメント
A8の「ロリポップ」のくだらないアフィりはやめとけ!
5

A8の「ロリポップ」のアフィりはもうからないから、やめとけ!



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どおも〜
A8の「ロリポップ」のくだらないアフィりはやめとけ! さま。
アドバイスありがとうございます。
これからも精進してまいりたいと思います。

DTIのアドレス、踏む勇気も、残しておく勇気も無いので、申し訳ありませんが削除させていただきました。
あしからずご了承くださいm(_ _)m


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