2008年02月25日22:51
GIMPのパスツールを使っていくシリーズの2回目です。(前回の記事→ パスによる領域の選択・その1)。
前回の記事でパスを実際に描いて頂いた方は、お疲れ様でした。
保存しないでいいですので、一旦GIMPを終了されてください。
1.できない練習問題。
さて、パスの練習問題をやってみましょう。
お暇な方はこの画像を右クリックしてPCのデスクトップに保存してください。

GIMPを起動します。
そして、デスクトップにある画像のアイコンを、GIMPの左メニューにドラッグアンドドロップします。
すると、画像がGIMPで開きます。

メニューのファイルから、
ファイル→ 開く→ rensyu.jpgを選択
でも構いません。
開いた画像は、薄い灰色で図形が描いてあります。
この図形を囲むようなパスを描くのが練習問題です。
お気づきの方も多いと思いますが、この練習問題は、前回のパスの説明だけでは「できない練習問題」となっています。
私は髪の毛の先のような細い部分の色を塗りたいと思って、パスでどうにかこの練習問題のような形をパスで描いて選択範囲にできないものかとしばらく悩んでおりました。
今までの知識しかない頃には、どうあがいてもできなかったのです。
お暇な方は、これが現状では出来ないということを確認されてみて下さい。
2.とがった曲線をパスで描く。
さて、ではどうすればこういう図形、つまり「とがった曲線のパス」が描けるのかをご説明いたします。
まずは、GIMPを起動して新規に幅400px、高さ400pxくらいの画像を作成するか、rensyu.jpgを開いてみて下さい。
(rensyu.jpgの大きさは幅400px、高さ400pxになっています。ガイドラインとして画像があった方がやりやすいかもしれません。)
パスツールをアクティブにして、図形の右上端あたりをクリックします。(下図左)
次に、図形の下端辺りをクリックしーーーーたまま、左下の方へに引っ張っていきます。
曲線が変化していきますので、下図右のような形になるまで変形させてください。
目的の形になったら、クリックを解除します。
できたアンカー(丸い白点)には、両端に点線があり、その先に白い四角の点が2つ付いてます。
この四角を「ハンドル」と言います。曲線の具合を調節している点です。

続いて、片方のハンドルを消去します。
ハンドルが両方にあると、次のアンカーを置いた際、まるっこい曲線が描かれてしまって、今回目的としている「とがった曲線」が描けません。
そういうわけで、ハンドルを片方消去するのです。
CtrlとShiftを押しながら、下図左の赤い丸で囲ってあるハンドルの上にマウスカーソルを持って行ってみてください。
ウインドウ下にあるメッセージに「クリックしてこのノードを角にします。」と表示されます。
CtrlとShiftを押したまま、このハンドルをクリックします。
すると、ハンドルが片方消去されて、下図右のような状態になります。

続いて、下図左の赤い丸で囲ってある位置をクリックしーーーーたまま、左上の方にマウスカーソルを引っ張っていきます。
下図左のような状態に曲線が変形したら、クリックを解除します。
下図右の赤い丸で囲われたハンドルを消去します。
CtrlとShiftを押したまま、このハンドルをクリックします。

下図左のような状態になります。
下図右で「この点をクリックします」、と書いてある位置をクリックします。
もう一息です。
最後に、Ctrlを押しながら、出発点をクリックします。

できなかった練習問題ができました!
てれれてってってー

3.パスは消えず。
パスで思い通りの形を描くことができるようになれば、描けるものの幅が広がります。
パスで描くと綺麗に仕上がったりするからです。
特に「とがった曲線」は、髪の毛の光が当たった部分の色を塗ったりするのに重宝しました。マウスしかないので。あ、いやいやマウスも無かった。ポインティングデバイスだけでした(笑)。
ところで、パスは一度描いたら、消えずに残っているんです。
右メニューにある「パスのタブ」をクリックすると、パスのメニューが開きます。
そこに先ほど書いたパスが「名前なし」という名前で残っています。
名前なしのパスをクリックした状態にすると、その部分が青くなってアクティブな状態になります。
このまま、
・パスを選択領域へ
・パスをストローク描画
いずれかのボタンを押すと、領域を選択できたり、ストロークが描画できたりします。

消えずに残っている律儀なパスを、使ってあげてくださいませ。
そう言えば、パスを描画した後、描画した後のカスみたいなのが残る事がありますが、一旦ウインドウを最小化して戻したりすると、カスみたいなものは消えます。
一種のバグのようなものみたいですね。
気しなくていいです。
以上でGIMPのパスの使い方は、なんとなく終了です。
GIMPに興味があられる方は、試してみられてください。
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