2008年02月26日13:17
ワードサラダという手法について書いてみます。悪質なアフィリエイト参加者がつくる「ワードサラダ」に注意 − nikkei BPnet
この記事が元記事ですが、一部にアフィリエイトの仕様に関して誤解を与えるような記載があるので後ほど指摘します。
ワードサラダは、従来からあるスプログみたいなものですが、両者の比較をして見ましょう。
■スプログ
スパムブログの略。
・大量にページがあるブログを作る。
・大量にページがあるブログを大量に作る。
大量にブログの記事を書くことでページが増えると、内部リンクが増えます。
内部リンクも立派なリンクとしてカウントする検索エンジンもありますので、そういう検索エンジンではページが少ないサイトよりもページが多いサイトが有利です。
そこに目をつけて、プログラムで大量にページを作成します。
あるキーワード「A」があるとします。
キーワード「A」に関する文章やリンクなどを主にRSSで取ってきて、取ってきたものを単純に羅列するような記事をプログラムで自動で書いてアップする。
そういう記事を書いた後、リンクを含めたブログにトラックバックするものもあります。
今流行りの「マッシュアップ」も大量にやれば、スパムと受け取る方もいるかもしれません。
■ワードサラダ
どこかから取ってきたテキストをごちゃ混ぜにして、意味の無い文章を作成するものです。
スプログと比べてどこが優れているかと言うと、RSSと同じ文章ではない、というところです。
つまり、オリジナルの文章と検索エンジンに判断され、RSSを使用したようなスプログより検索順位が上になる可能性がある、ということです。
もちろん検索エンジンも、日々そういうワードサラダなブログを排除しようとし、ワードサラダなブログは排除されないように、プログラムを改善(?)させているいたちごっこが今日も続いていると思います。
ワードサラダは、基本的にスパムだと思います。
そして、スパムのみを指すような気が私はしてます。
普通のブロガーがあるキーワードにちょっとだけ触れて記事を書いた際に、そのエントリが検索順位で上位に表示されることは、ワードサラダとは言わないと思います。
検索してきた人はがっかりするでしょうが、それは検索エンジンの精度の問題であり、そこにブロガーの故意はありません。違法でもなんでもないと思います。
一生懸命文章を書いてもがっかりされるような当サイトもウェブ上に存在していますので、全然気にしなくていいですよ。
ただ、私も芸能人の名前は極力出さないように気をつけています。
私は一生懸命記事を書いて結果的にがっかりされる事はあっても、最初からがっかりさせようとは思っていないので。
ブログに書くときの心構えは何処まで必要か − 煩悩是道場
本当に軽い気持ちで書いたのだけれども未だに検索経由で来る方が多く「氷川あさみ」で検索するとGoogleで二番目に表示されてしまう。そのあともあるドラマの事をちょっとだけ書いたらこちらも検索上位に上がってしまい、以来著名人や検索されやすい語句は可能な限り避けるよう、心がけている。
ですが、ワードサラダは別です。
明確な意図を持ったスパムであり、十分故意だし、大量に行えば犯罪になる可能性もあると思います。
普通のブロガーがちょっと書いた事で訪問者をがっかりさせる行為にわざわざワードサラダと名前をつける必要はないでしょう。
区別していいと思います。
ワードサラダは、MFA(Make for Adsense)にもその手法が生かされています。
コンテンツ連動広告で稼ぐ人々(1) - MFAサイトとは? − 渡辺隆広のサーチエンジン情報館
MFAとは、Googleアドセンス広告(あるいは、その他コンテンツに連動するクリック課金方広告)で稼ぐこと「のみ」を目的に開設されたサイトを指します。サイトには、コンテンツ連動広告以外のコンテンツは存在しない、あるいは広告と並列して無意味な(全く価値のない)コンテンツを並列させているだけです。つまり、訪問者は広告をクリックするかブラウザのバックボタン(戻る)を押す以外に何もすることがないサイトです。
コンテンツ連動広告で稼ぐ人々 (2) - コンテンツ自動生成 − 渡辺隆広のサーチエンジン情報館
PS3という言葉でSEOをしたい時に、PS3というキーワードを連呼すると検索エンジンスパムと判断されてしまいますが、自動生成ツールのように文章の組み合わせ、あるいはPS3という言葉の含有量が多い、人には無意味だがクローラにはコンテンツにみせかけることが可能なため、検索エンジンにインデックスすることが可能になるのです。
作業はすべて自動で行われるため、あらかじめ設定しておけば毎日、数千ページ単位でこうしたコンテンツを作成して、ひたすら検索エンジンに登録することが可能です。たまたまそのページに訪問したユーザが、その無意味さに気がついたとき、ブラウザの戻るボタンを押すか、目の前にある広告をクリックするでしょう。スパムメールと同様に、たとえほんのわずかの確率であっても広告をクリックしてくれる人がいれば十分です、なぜなら先述したとおり、この作業をするためのコストはほとんどゼロなのですから。
渡辺隆広のサーチエンジン情報館さまで、この記事が書かれたのは2006年11月です。
そのころから既にこういう手法と検索エンジンとのいたちごっこはあったのみたいです。
ここではMFAスパムは、アドセンスを目的としていますが、ワードサラダを用いたスパムの手法は同様な形だと思います。
さて、最初に言っていた「アフィリエイトの仕様に関して誤解を与えるような記載」についてです。
まずは、アフィリエイトの仕組みについて、楽天を例にとって見てみましょう。
自分のブログに楽天へのリンクを貼り、そのリンクがクリックした訪問者が楽天でお買い物をした場合、何がしかの報酬が楽天からもらえます。

アフィリエイトには、「再訪問(有効)期間」というモノがあります。
自分のブログに貼ったリンクをクリックした訪問者が、楽天でお買い物をするかと思いきやお買い物せず、しばらく経ってからやっぱ楽天で購入したという場合、これも報酬になります。

例えば楽天では、この再訪問(有効)期間は、30日間です。
その情報はcookieに記録されています。
お気づきの方もいるかと思いますが、再訪問(有効)期間が長ければ長いほど、有利です。
ですが、訪問者が他のサイトでふらふらしている間に他のサイトで楽天のリンクをクリックしてしまうと、cookieが上書きされ、自分の再訪問有効期間がパーになってしまいます。
nikkei BPnetに書いてあった記載をみると、あたかもリンクをクリックしなくても、自分のサイトにリンクを貼ってさえおけばいいよ的な印象を受けます。
リンクさえ貼っていれば、訪問者が自分のブログを訪れた後、楽天に行ってお買い物をすれば報酬がもらえるなんて、どんだけ楽なアフィリエイトですか。
訪問者がリンクをクリックしないといけない、という一番大事なところが抜け落ちてます。
誤解を与えないように、書き加えておいて欲しいものです。
結局、ワードサラダのような不審なサイトでクリックする人なんて、確率的にそんなに多くないから大量に作らざるを得ないという部分もあるんでしょうね。
そして、リンクを極力減らして目立つところに貼って少しでもクリックされやすくする。
あるいは、リンクのテキストを「戻る」とか「閉じる」にするとか、そういう偽装がされているかもしれませんし、男性諸氏の欲望をくすぐるようなちょっとエッチな偽装がされているかもしれません。
不審なサイトではクリックは注意してください。
どうせクリックするなら、右クリック推奨です。
ところで、このワードサラダというスパムですが、そのうち減っていくと思います。
言葉を作るプログラムが優秀になれば、徐々に意味を持った文章ができていくわけで。
そうなれば、検索エンジンも訪問者も、スパムかどうか判別できなくなると思います。
スパムのプログラムがへぼい過渡期だからこそ、ワードサラダになっているんでしょう。
この記事へのコメント
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党利すがり
2008年03月28日 09:39
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>訪問者がリンクをクリックしないといけない、という一番大事なところが抜け落ちてます。
> >誤解を与えないように、書き加えておいて欲しいものです。 え?それも手がありますよ。ご存知ないのですね? あまり詳しく書くとマネするやつが出てくるので 書いてなかっただけでは? |
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afiliate
2008年03月28日 12:16
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どおも〜党利すがりさま。
そういう手があるのですね。全然知りませんでした。 元記事の方はご存知ならそう書かれてると思いますよ。手法を説明しなければ良いだけで。 私より初心者の方はクリックが不要だと勘違いするんじゃないかなあと思って一応解説させて頂きました。 しかし、そういう手法は問題ですね。 ワードサラダスパム自体を犯罪と言うのは難しいですが、リンクをクリックせずにクリックしたように偽装するのは詐欺罪に該当すると思います。 犯罪ギリギリで頑張ってたスパマーの方もついに一線を越えてしまったのですね。訴訟だけ考えておけばよかったのに、そういう手法は逮捕されちゃいますね。 こういう手法があるらしいのでご注意していただくよう、後日記事を書いてみなさまに注意を促したり、直接メールでASPに報告したりしてみたいと思います。 貴重な情報をありがとうございました。 |

アフィリエイトは儲かんないってば
