初心者によるGIMPぬり絵入門・その5
2008年03月10日16:06
約10日間続いてきたこのシリーズも、今日で終了となりました。
もし万が一、このシリーズ実践して頂いた方がいらっしゃいましたら、お疲れ様でした。
では早速、最後に「目」の塗りをやっていきたいと思います。

<今までのシリーズ>
初心者によるGIMPぬり絵入門・その1
初心者によるGIMPぬり絵入門・その2
初心者によるGIMPぬり絵入門・その3
初心者によるGIMPぬり絵入門・その4



■白目を塗る

今回の作業は全般的に細かいので、作業ウインドウの拡大率は200%でほとんどの作業を行っています。

まずは、白目を塗っていきます。
ここまでのシリーズを読んでくださった方はもちろんお気づきかと思いますが、「パス」を使います。

(参考:パスに関する記事)

[GIMP]パスによる領域の選択とかストロークとかを使う・その1
[GIMP]パスによる領域の選択とかストロークとかを使う・その2
[GIMP]パスに関する小技

まずは、「白目」レイヤーを作り、アクティブにします。

レイヤー・白目

白目に下図のようなパスを描きます。
パスを描いたら、パスから選択範囲を作り、塗りつぶしツールで白に塗ります。

白目をパスで描く



■黒目を塗る

次に黒目を塗っていきます。
黒目」レイヤーを作りました。

レイヤー・黒目


黒目部分を「ぬり絵の線」レイヤーであいまい選択し、領域を1ピクセル拡大します。

黒目をあいまい選択で選択範囲にし領域拡大


「黒目」レイヤーをアクティブにして、グラデーションで塗りつぶします。
描画色を黒(カラーコード:000000)、背景色を緑っぽい色(カラーコード:15c880にします。
グラデーションを用いて塗りつぶす」ボタンを押します。「ブレンドツール」とも言います。

ブレンドツール


ボタンを押した状態で作業ウインドウ内をクリックし、そのまま引っ張っていくと、2つの十字と、その間に点線が表示されます。十字の部分からそれぞれの色が開始され、点線の方向にグラデーションができるというイメージです。
思い通りのグラデーションにならなかったら、編集→ 取り消しで何度かグラデーションをやってみてください。
大体、眉間のあたりで、目の高さでクリックし、そのまままっすぐ下にドラッグして目の真ん中くらいの高さで離したら下図のような状態になりました。

ブレンドツールで黒目を塗った状態


次に瞳を塗ります。
」レイヤーを作りアクティブにします。

レイヤー・瞳


ぬり絵入門・その4でほっぺたを塗ったのとほとんど同じです。
楕円形の選択ツールで選択範囲を作り、黒で塗りつぶします。
四角形の選択ツールで塗った部分を選択しなおします。
場所を移動し、瞳があるっぽい位置に持って行きます。マウスカーソルに十字が表示されている状態でドラッグすれば移動します。十字の右上に「錨マーク」が付いている状態でクリックすると場所が固定されます。

瞳を塗って場所を移動


片方の瞳ができたら、四角形の選択領域で完成した瞳を選択し、コピペしてもう片方の瞳の位置まで移動します。
両方の瞳を塗るとこんな感じ。

両方の瞳を塗った状態



■瞳とかにハイライトを入れる

瞳とかに光(ハイライト)を塗っていきます。
瞳・ハイライト」レイヤーを作り、アクティブにします。

レイヤー・瞳ハイライト


瞳の周りのハイライト部分を、下図のような感じで、パスで描いていきます。

瞳のハイライト部分をパスで描く


パスを描いたら、パスから選択領域を作ります。
選択→ 境界をぼかす 5ピクセル を実行します。
白で塗りつぶしてみて、イメージと違ったら、境界をぼかすところからやり直してみましょう。
感じは良いけど場所がずれてるという場合は、瞳を移動した時の要領で、ずらしてみましょう。

選択範囲をぼかして白で塗りつぶし


さらにエアブラシツールで、瞳とかの光が当たっている点を白く塗ります。

エアブラシツール

左メニュー下にあるブラシツールのオプションで、13ピクセルのCircle Fuzzyを選んで、光の位置をクリックしたまましばらく押しておきます。
両方に13ピクセルの大きな光を塗ったら、次は7ピクセルくらいの中くらいの点、5ピクセルあたりの小さめの点で色を塗ります。
黒目が球体だったらどのあたりに光の点ができるのか考えて大きな点、中くらいの点を塗り、さらに瞳が球体だったらどの変に光があればいいかということを考えて塗るとそれっぽくなるかもしれません。

瞳に輝いている点を入れた状態



■仕上げ

さて、ここまで来るとお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、目の線に白いゴミみたいのがあるのが気になります。
これは、「ぬり絵の線」レイヤーを作った時にできたゴミなのですが、他の部分はともかく目の部分はこのゴミがかなり目立つので、修正します。

作業ウインドウの拡大率を400%にして、「ぬり絵の絵」レイヤーをアクティブにして、絵筆ツールのボタンを押します。
オプションでCircle(01)を選択します。描画色を黒にして、白いゴミを塗っていきます。

絵筆ツール


絵筆ツールだと、クリックするたびにだんだんと濃い色が塗れるので、自然な感じの塗りで修正ができます。
ゴミを塗った状態が下のようになります。

「ぬり絵の線」レイヤーのゴミを塗った状態


最終的に、できた画像を保存しますが、まず、GIMP XCF Image形式で今までの作業内容を保存します。

画像→ 画像の統合 で画像を統合し、

画像→ 画像拡大縮小 で画像を縮小します。


縮小したら、好きな画像形式で、別名で保存します。

今回のぬり絵の線の下書きは、幅が1032ピクセルでしたが、幅600ピクセル程度に縮小しました。
元々下絵を大きめに描いておけば細かい作業がしやすいし、縮小して完成品にすると細かい部分のアラが目立たなくなるのでおすすめです。


そういうわけで、完成品はこちら。

ぬり絵・完成


長いシリーズにお付き合いくださって、ありがとうございました。